Bたーんぶろぐ

プログラマがそんなにテックでないことを書きます。

DC訪ねて全国行脚 ー なれる!SE5

なれるSEシリーズ第5巻はカスタマーエンジニア業務。

このなれるSEシリーズには、まだ就活で都内中をグルグル回っていた時に出会いました。

 

もともと存在自体は知っていたのですが、SEになると決めたのが就活直前だったのでそれまでは、ラノベとしての認識しかありませんでした。しかし、企業研究や説明会でその企業が行っている業務についての理解の補足として、「妙にリアル」との呼び声高いこのシリーズを手に取るに至りました。

読み始めは、就活生という同じ境遇の主人公桜坂工兵に共感していたんですが、徐々に見え隠れするブラック企業の実態に、小説ながら危機感を覚えました。本当にこの業界でいいのだろうか、と…

 

そんなわけで、1巻を読み終えると2巻以降を読む気が起きず(怖気づき)、そのままになっていました。

 

で、読むのを再開したのがここ数週間の話。

 

徐々に読み進め、現在第5巻。

 

この本のいいところは、参考書・教科書で読んだITの知識が、さも実際の現場で触れるような感覚(正しいのかは分からないが)で具体性をもって再認識することができる点。そして、何よりSEという職業に対して覚悟ができるということが非常に素晴らしいと思います。

 

さて、この第5巻においても、工兵の苦労は尽きることはなく。

 

カスタマーエンジニアとして全国津々浦々、DCを周りに周ります。

しかも、かなりタイトなスケジュールで…

 

もちろん段取りはグダグダ、トラブルの連続。

しかし、それらを紙一重で回避解決していく工兵。

ちなみに、今回微妙に室見先輩の出番は少なめです。

そして、梢さんは安定してヤンデレです。

いずれにしろ今回もSEすげ〜と思える作品でした。

 

ところで、お約束のニューヒロインですが、今回は工兵の妹誉という認識で正しかったでしょうか?