Bたーんぶろぐ

プログラマがそんなにテックでないことを書きます。

紙の本で買っちゃいました。 ー なれる!SE9

なれる!SE第9巻「ラクして儲かる?サービス開発」ということで、今回は新たな商材として定形型サービスの開発と販売というテーマの物語です。

 

さて、本の内容には全く関係ないのですが、前巻の記事でも触れましたとおり、Kindle版が未だに出ていません。

この本が今年の5月に出ていることを考えるとちょっと遅すぎな気もします。そもそも、本の電子化ってそこまで手間がかかるんでしょうか?

 

と、そんなわけで、今回久々に紙の本で小説を買ってしまいました。

結局、amazonなんですけどね。

 

ではでは、中身の感想です。

今回も例に漏れず新卒桜坂工兵はトラブルに巻き込まれます。

なんと、かねてからの会社の業績不振に対する対応策として、新しい商材を作れとサービス開発を社長に頼まれてしまいます。

ほんと、この社長は新卒に何頼んでんでしょうか…

そんなわけで、室見さんと梢さんと工兵といういつもの三人組+福大さんというチームで新サービス開発を行うという感じです。

 

この新サービスですが、ちょっとネタバレするとIPv4IPv6の橋渡しを行うというもの。

このIPv6は自分の不勉強により、あまり詳しく知らなかった(工兵くらい?)ので結構勉強になりました。そもそも、IPv6への移行がここまでやっかいなものだとは知りませんでした。

未だに身の回りでIPv6に対応したネットワーク機器とか意識的に使ったことがないので、これをきっかけにちょっと勉強してみようと思います。

 

さて、新サービス開発は順調に進むわけなんですが、そう上手く事が運ぶわけもなく、開発チームはいろいろな苦難に見舞われます。

もちろん工兵がウルトラC で回避しますが…

 

全体として、この巻は前巻に引き続きだいぶビジネス(?)寄りな気がしました。

現場に行ってトラブル直面というのが、この巻でもないわけではないのですが、少なめな印象を受けます。

未だに学生身分の私には判断がつかないのですが、個人的なSEのイメージより、ちょっと営業っぽいかな。もちろん営業あっての技術職なんでしょうけど。

その辺のイメージも自分がSEとして働き始めて、再度読み返してみた時に変化してくるのかもしれないです。

 

この巻も非常に楽しめ勉強になる内容でした。

なれる!SEシリーズは、この巻に限らず外れなくコンスタントに面白いと思います。

(これ地味にすごいと思う。)

でもただひとつ、橋本課長がチラッとしか出てきてない点が不満といえば不満でしたが…

 

さて、なれる!SEもとうとう9巻まで読んでしまいました。

既刊は第10巻までとなっているので、あと一冊で追いついてしまいます。

実は、他にも読んでいる本があったのですが、密林からこの本が届いて、そっちの本を追い越してしまいました。

 

てか、そもそもこんなに小説ばっかり読んでると勉強時間がどんどん短くなっているので、そこをどうにか改善します。

そんなわけで10巻はちょっとセーブしようかな、無理だろうな〜 

 

いずれにせよ勉強も頑張ります。

10巻には橋本さん出てくるといいなぁ〜